ジョーカーの資産運用ブログ

資産運用・家計を中心に書いていきます

【悲報】CVSの増配及び自社株買いは3年間ない


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CVSのエトナ買収の話題です。

 

  • CVSはエトナを692億ドルで買収
  • 買収資金は現金41億ドル、新規借入448億ドル、新規株の発行210億ドル

 

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  • 448億ドルという巨額な債務が発生するため買収後は財務の健全性を第一に進めていく予定です。具体的にはEBITDAの3倍の債務になるまで自社株買いや増配による株主への還元よりも債務の返済に資金を充当するということです。

 

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  • 買収後のEBITDA債務倍率は4.6倍と見積もられています。下のスライドでは買収後のEBITDAが185億ドルと想定されており851億ドルの債務が合併会社に存在することになります。
  • 3倍まで債務を圧縮するためには300億ドルを返済する必要があります。
  • 直近のCVS+エトナのFCFは110億ドル程度なので300億ドル返済に約3年が必要と思われます。
  • 3年間は増配や自社株買いがない会社ということです。

 

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配当の成長を期待してCVSを購入するのはやめたほうが良さそうです。ビジネスについては薬局+医療保険の組み合わせでどんな会社になるのかは興味あります。日本とアメリカの医療制度は全く違うみたいなので日本人の私には想像ができないですが・・・。(だったら投資するなと言われそうですね)

CVSもエトナも老舗の会社でありリーマンショック時でも利益をだしている会社です。配当も自社株買いも積極的に行ってきた経緯もあります。今までの歴史を考えると短期的には株主還元がなくても長期的には良い投資になることをジョーカーは期待しています。

 

【MRK】好調な2017年で負け組製薬会社メルクは投資対象としてどうか

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メルクは直近の業績発表とキイトルーダというメルクの稼ぎ頭が欧州で肺がん治療薬としての承認申請を取りやめると発表したことが原因で株価が大きく低迷しています。

 

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キイトルーダはメルクの超重要薬品であり伸びが非常に大きな薬品となっています。2017年3Qのキイトルーダの売上は11億ドルとなっており全体の売上100億ドルの約1割を稼いでいます。このキイトルーダの成長が欧州市場での取り下げから止まるのではとの憶測が広がり株価が大きく下げました。

 

 

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今の株価は購入するにはいい時期なのか

 

アナリスト予想では今年の通期EPSの予想を3.94ドルとしています(前期は3.78ドルであり4.2%の増加)。予想PERは14.1と過去5年平均25.7と比較して割安感があります。

 

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配当利回り3.44%も魅力的です。配当伸びは5年ですがリーマンショック時でも減配はしていないので安定感はあります。

 

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PERの水準、配当の安定感からみればメルクを購入するにはいい時期かもしれません。多くの投資家がメルクに対して悲観的な見方をしているため割安な株価となっています。このようなタイミングでダウ30の構成銘柄に入るような優良企業に投資できるなら悪くありません。ジョーカーも購入検討しています。

【株価回復】CVSヘルス(ティッカー:CVS)が医療保険エトナ(ティッカー:AET)買収間近

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ジョーカーが投資しているCVSの報道がありました。

 

 

米CVSヘルスは医療保険会社エトナを650億ドル(約7兆3000億円)超で買収することで同社と合意に近づいている。協議内容を知る関係者が明らかにした。実現すれば薬局・保険業界の再編につながる可能性がある。

 

  非公開情報を理由に匿名を条件に同関係者が語ったところによれば、早ければ4日にも発表される可能性がある。CVSはエトナ1株を少なくとも200ドルで買い取り、うち30%余りを現金で支払うことで合意する可能性が高いという。協議は延期または破談となる可能性もある。

 

  買収時期については、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が30日に報じていた。エトナとCVSはいずれもコメントを控えている。

 

  30日のエトナ株価は0.3%高の180.18ドルで終了。CVSヘルスは4.4%高の76.6ドル。エトナの株価は、報道されている買収価格よりもかなり低い水準にとどまったままだ。これは買収が実現しない可能性があるとの投資家の見方を示唆している。

 

 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-01/P09DWD6TTDS201

 

さすがアメリカと言わんばかりか大型M&Aが短期間で契約になる可能性があります。正式な発表はないため確定ではありませんがエトナ株を1株200ドルで購入する計算になります。M&Aが成立すればCVSは既存事業の薬剤給付、薬局に医療保険事業が追加されます。CVSは今までもM&Aでビジネス領域を拡大させ業績も良好であることから期待はしています。マーケットの反応も今のところはプラスとなっています。

 

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12月1日のエトナ株は未だ200ドルを下回る水準で取引されていることから投資家はM&Aの可能性について慎重な見方になっていると思われます。

 

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investmentblog.hatenablog.com

 

 

アメリカの医療業界を説明したブログがあったのでリンクを張っておきます。

勉強になると思います。

 

米国の医薬品業界を4つに区分する。製薬・PBM・卸し・小売り | Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

 

 

2017年11月のポートフォリオ

2017年11月のポートフォリオです。前月から割合は変わりません。資産全体では55%がリスク性資産となっています。本当は投資待機資金から追加投資を行いたいのですが11月は動けませんでした。ジョーカーは年末にかけて好調な市場環境が継続すると考えているので、今月も動けないかもしれません・・・。

 

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資産額は順調に伸びています。2017年は本当に投資環境が良かったのだと思います。月次でも一度もマイナスになっていません。資産額の伸び要因はまだまだ給与によるところが大きいです。投資による増加もキャピタルゲイン中心で配当は給与に比べると雀の涙ほどです。

 

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米国株ポートフォリオ

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11月は月末にかけて大きく株価が上昇しました。特に生活必需品セクターと通信セクターの伸びが大きい月でした。チャートを見てみると株価が伸びたというよりは回復したという見方のほうが正しいですね。

 

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【悲報】現預金が積み上がるが投資対象がない・・・

11月が終わろうとしています。12月に入ればあっという間に年末を迎え今年が終わってしまうでしょう。

今年のジョーカーの投資方針は一定の安全資産(現預金)を確保しつつ急落時に投資するというものです。この投資方針が裏目にでており年始に一気に投資すればと思う今日この頃です。今も一定のキャッシュポジションを維持していますが投資する気になれず今に至ります。

 

投資しずらい理由は盛沢山

 

 

 

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ShillerPERは最高値圏で推移しています。昨年末の27.87から直近では31.58まで上昇。20以上で割高感があると言われているのでかなり怖い水準です。

ファンドマネージャーのアンケートでも米国株が割高と感じている割合が高いらしいです。短期の成績で比較されるファンドマネージャーは上昇している米国株を割高と感じながら買わなければなりません。この状況でも何か売りのサインが出れば一気に市場からマネーは流出するでしょう。みんな戦々恐々としながら株に投資しているのです。

 

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バフェット指数(株式時価総額÷GDP  100%以上で割高)も138%と最高値を更新中。

 

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上の表はバークシャーハザウェイの資産配分の推移です。株式55%、現金等35%、債券10%のポートフォリオとなっています。バフェットは米国株に強気の発言をしていますが実際は現預金が積み上がっていることが分かります。

 

今後の投資戦略を考える

この状況で積極的に投資することは正直難しいです。個人投資家の私たちは無理に投資する必要はないと思います。が、何もやらなければ株価上昇にあやかることができないので今後も一定の安全資産を残しつつ下落したタイミングで少しずつ個別銘柄、ETFに投資していきたいと思います。

 

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2017年10月のポートフォリオ

2017年10月のポートフォリオの報告です。10月は米国株を追加購入したため外貨資金が減少して米国株式の割合が増加しています。資産全体では47%が米国株の比率です。

 

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2016年末の資産額を100とした資産全体の推移ですが10月末で125まで増加しています。9月、10月は米国株の運用が好調で前月比2%超の増加が続いています。

 

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年初来のダウ平均の推移ですが見事に右肩上がりとなっています。ジョーカーは投資待機資金を21%も確保しているため正直後悔しています。年初に全額一気に投資すればより資産額は増加していたはずです。すこし慎重になりすぎていたようですが次のショックに備えるため、今後も一定のキャッシュを維持しつつ投資していく方針です。

 

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米国株ポートフォリオ

 

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10月はCVSヘルスとロイヤル・ダッチ・シェルを追加購入しました。CVSは今後の配当成長が期待できる銘柄です。ロイヤル・ダッチ・シェルは既に高配当なのでジョーカーのポートフォリオからの配当金の増加に貢献できると思います。

ジョーカーのポートフォリオで好調なのはアップル、ビザ、アメリカンエキスプレスです。またエネルギー関連もエクソンモービル以外は好調です。

逆に生活必需品セクターの銘柄は残念な運用成績です。コカ・コーラが何とか頑張っている状況ですが全体的にぱっとしません。バンガード米国生活必需品セクターETFの運用も低調です。これらのディフェンシブ銘柄は下げ相場に強い性質を持っているのですが次の下げ相場がいつになるかも分かりません。そして次の下げ相場でVDC等のディフェンシブ銘柄がポートフォリオの下落リスクを和らげることができるのかをしっかりと報告していきたいと思います。

 

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【ロイヤル・ダッチ・シェル】第3四半期の業績改善~エクソンを超える?

ロイヤル・ダッチ・シェル(ティッカー:RDS.B)の業績が回復しています。他の石油関連も上昇していますがジョーカーはロイヤル・ダッチ・シェルを追加しました。株価も業績発表を受けて上昇していますが配当利回は5.71%と未だ魅力的な配当利回りをだしています(数か月前は7%超でしたが・・・)。

 

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エクソンモービル(ティッカー:XOM)を上回る業績

ロイヤル・ダッチ・シェルは約20年ぶりに最大のライバルであるエクソンモービルを上回る業績となっています。9か月間の営業CFがエクソンモービルを上回ったのです。

 

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株価が上がっていますがロイヤル・ダッチ・シェルエクソンモービルと比べると割安感があります(RDS/Bの予想PER17.8に対してXOMは23.8)。また5年平均で見ても割安感があります。

 

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配当は安全

現状の業績ではロイヤル・ダッチ・シェルは借入を行わずに現在の配当を支払うことを可能としています。また、ロイヤル・ダッチ・シェル原油価格が50ドル(現在は62ドル)でも利益を生み出す体質となっています。これはコスト削減と資産売却による構造改革を行ったからです。

 

ジョーカーはNISA口座でロイヤル・ダッチ・シェルを購入しています。NISA口座で投資することで配当に対する税金がかかりません。高配当銘柄はNISAで購入するに限ります。

 

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